※この記事は過去の回想です。
お陰様で現在は痔も落ち着いて過ごしています。
朝起きて、トイレへ。
ビジネスホテルのトイレのウォシュレットはやけに音がでかい。
まず、座って何やら準備が始まっているのか音がする。
そして、いざスイッチをONしたとたんに音が・・・。
手術後のケツをどんな水流で洗われるのか、ちょっと怖い。
自分はケツに穴が空いている状況。
万一、そこに直撃してしまったら・・・なんて考えると余計に不安に。
結局なんだかんだで、大丈夫だったけれど、気持ちが高ぶらない。
取り急ぎ、支度(ケツにガーゼなど)を終えてホテルを出る。
それにしても、ケツガーゼをするのはちょっぴり情けない気持ちになる。
はぁ、この先、数時間もの間、電車に揺られるのが不安で仕方ない。
昨日の新幹線は、なんとかなったけれど、在来線の特急は揺れるぞ。
電車は好きなんだけど、ケツの調子がこれじゃぁ・・・。
頼むぜ、クッション(らくちんフィットクッション)だけが頼りだ。
デカい紙袋に入れたクッションをぶら下げて駅へ。
電車に乗り込むと早速、クッションを颯爽と取り出し、シートへ。
座ると、明らかに座高が高めになるので違和感がある。
でも、クッションがあるのと無いのとでは別世界なんです。本当に。
時折体制を変えたりしつつ、無事に目的地へ到着。
クッションを持参して本当に良かった。
そして、いよいよ結婚式に参列。
ケツのことは顔に出さず、ビデオカメラを片手に、激しく動けないながらも撮影に精を出す。
夜は親族で集まって、温泉旅館にて夕食と宿泊。
あぁ、酒も飲めないし何よりも温泉に入れない・・・。
本当になんでこんな時に痔なんだ・・・。
(後で知るのだが、お風呂はむしろ入った方が良かった。)
その日も、温泉に入れない私は身体をフキフキして寝たのであった。
あぁ、長時間電車に揺られて帰らなければならない。
そして、帰京後に直接病院へ行く予定。
つづく
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