生成AI。便利ですよね。すっかり日常的に使うなった今日この頃。
病気やケガもインターネットで調べるよりも楽に調べられるようになりましたよね。
そこで、痔になった当時に生成AIがあったとしたら、どんな回答が得られていたのか気になって、Geminiに聞いてみました。
初めて痔の薬を買ったとき
恥ずかしながら、初めて痔の薬を買ってみたとき。痔ってこんなに痛いのかと思いながら我慢していたころにAIならどんな回答をくれるのでしょうか。

こんな質問をしてみました。
肛門が痛くて、歩くのもつらいのですが、何の病気でしょうか。薬局で痔の軟膏を買って塗ってみたのですが良くなる気配がないです。
AIの回答
これは情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。
歩くのもつらいほどの強い痛みがあり、市販薬で改善が見られない場合は、肛門科(大腸肛門科・胃腸肛門外科)を早急に受診してください。 市販の軟膏では対応できない、切開排膿や専門的な処置が必要な疾患の可能性が高い状態です。
痛みの原因として主に次の病気が考えられます。
- 肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう) 肛門内の小さなくぼみから細菌が入り、化膿して膿がたまっている状態です。歩行時や座ったときにズキズキと激しく痛み、患部が腫れて熱を持つことがあります。発熱を伴うこともあり、市販薬では治らず、病院で切開して膿を出す処置が必要です。
- 血栓性外痔核(けっせんせいがいじかく) 肛門の外側の血管に血の塊(血栓)ができ、急激に腫れて激痛を生じます。大豆〜豆粒大の硬いしこりができ、触れたり歩いたりするだけで強く痛むのが特徴です。
- 嵌頓痔核(かんとんじかく) 内痔核(いぼ痔)が外に脱出したまま戻らなくなり、括約筋に締め付けられてうっ血・壊死を起こしかけている状態です。強い痛みを伴い、指で押し込もうとしても戻らないことが多いです。
- 重度の裂肛(切れ痔・肛門潰瘍) 排便時の傷が深く慢性化し、潰瘍になったり肛門括約筋のけいれんが起きたりすると、排便後も長時間にわたって強い痛みが続きます。
受診までの過ごし方と注意点
- 無理に患部を押さない・揉まない しこりや腫れを無理に押し込もうとすると、組織を傷めたり炎症を悪化させたりする恐れがあります。
- 発熱や強い腫れがある場合は温めすぎない 化膿している(肛門周囲膿瘍の)場合、長時間の入浴などで温めすぎるとズキズキとした痛みが強くなることがあります。シャワーで清潔を保つ程度にとどめてください。
- 自己判断での市販薬の重ね塗りを中止する 効果が見られない場合は使用を控え、受診時に使った薬を医師に伝えてください。
発熱、腫れが急速に広がっている、あるいは痛みが強くて座る・横になるのも困難な場合は、我慢せず本日中または翌朝一番で肛門科を受診することをおすすめします。
やはり肛門科受診か
AIの回答は要するに「さっさと病院行けよ。」ということなのですが、もしも当時、この回答を得られたとしたら、心のどこかで病院に行くことをためらっていた自分に対して、相当な後押しになった気がします。
また、なんとなく肛門周囲膿瘍を疑っている節が読み取れるところが、そのあとの症状を予見しているようで驚きました。
肛門周囲膿瘍で苦しんだあの夜
続いて、過去で一番つらい痛みとなった日のことをAIに質問してみました。

とにかく、ケツから腰にかけての痛みが尋常じゃない。 肛門に力を入れる? 論外だ!
ちょっとした動作が、いちいち辛い。 例えば洗面台で顔を洗う、あの「少し前のめりになる」姿勢すらNG。 普段は何気なくこなしている動作が、いかにケツに負担をかけていたかを痛感する。
熱を測ってみると、37度オーバー! これはちょっとした風邪やインフルエンザより手強いぞ……。
ケツが痛すぎて、仰向けで寝るのすら辛くなってきた。 体勢を横向きに変えようとするが、体が自由がきかない。 超スローモーションで、慎重に慎重を期して横向きになる。
自分でもわかるほど、肛門付近がパンパンに腫れている感覚がある。 しばらく横向きで落ち着いていた、その時だった。
突然――。
ビキーン!!!!!!!!!
脳天を突き抜けるような激痛が走った。 「ぐぅっ……!」 声を押し殺し、歯を食いしばって耐える。
AIの回答
これは情報提供のみを目的としています。医学的なアドバイスや診断については、専門家にご相談ください。
その状態であれば、絶対に温めず、冷やしてください(ただし、受診までの応急処置にすぎません)。
現在出ている「37度以上の発熱」「パンパンに腫れている感覚」「ズキズキ・ビキーンと響く激痛」は、肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)で強い細菌感染と化膿が起きている典型的な兆候です。
温めて血流を良くすると炎症がさらに悪化し、膿が広がって耐え難いほどの激痛を招く恐れがあります。
今すぐ取るべき応急対応
- 冷やす(温めない) 保冷剤をタオルやガーゼで包み、患部に優しく当てて熱感を冷ましてください。直接当てすぎたり強く押し付けたりせず、冷感で痛みを少し麻痺させるイメージです。
- 入浴(湯船)は避ける シャワーですら患部に直接強く当てないようにし、清潔を保つ程度にとどめてください。
- 一番ラクな姿勢を維持する クッションを太ももや膝の間に挟んだ「横向き(シムス位に近い体勢)」や、うつ伏せなど、肛門に体重がかからない姿勢で安静にしてください。
至急の受診が必要です
この状態は、自然治癒や市販薬、自宅での処置で改善することはありません。中にたまった膿を出す(切開排膿する)処置を受けると、嘘のようにその激痛から解放されます。
発熱と激痛で動けないレベルであれば、夜間・休日の救急外来や、翌朝一番での大腸肛門科・胃腸肛門外科への受診を強くおすすめします。痛みが限界の場合は救急相談窓口(#7119など)も利用してください。
このアドバイスがあればケツを冷やしていたのに…
当時、肛門周囲膿瘍の知識がなく、痔は温めるとよいと思っていた私は、患部を温めてしまったんですよね。このアドアイスがあれば、冷やすことができたかもしれない。さらには、それによってあの辛い痛みが少し和らいでいたかもしれないと思うと・・・。
でも、ふろに入ることにより結果的に膿瘍が破裂して、その晩は何とか眠りにつくことができたことを考えると結果オーライだったのかも。もし、あの悶絶するような辛さが続くようであれば、病院に行くことも難しかったかもしれない・・。
まぁ、結局のところお尻の痛みを侮ると怖いということですね。
ありがとう、生成AI。これからもよろしく。
