円座クッションも通用しない!? 忍び寄る悪化の影
憂鬱な日曜出勤。いつもと違う現場ということで、昨日購入したばかりの「秘密兵器・ドーナツ型円座クッション」を持参して向かった。
現場に到着し、仕事を開始。最初は「ん? ちょっと痛いかな?」程度だったが、時間が経つにつれて雲行きが怪しくなってくる。 痛みが徐々に、しかし確実に増していくのだ。頼みの綱である円座クッションに座ってみても、痛い。どう座り方を工夫しても、どう考えても痛い。 おまけに、なんだか体全体が熱っぽい。これはマズい。
頼みの綱が切れた瞬間
あまりの辛さに、以前お世話になったクリニックへ電話をかけてみる。日曜も診療しているはずだ。 プルルル……ガチャ。「本日の診療は終了しました…」 嘘だろ!? まさかの休診日! 何度かけ直しても無情なアナウンスが流れるだけ。絶望が私を包み込んだ。
憎き段差! 脂汗の帰宅ロード
午後になると症状はさらに悪化。黙って座っているだけで激痛が走り、熱のせいで頭もボーッとしてきた。気力だけで仕事を終えたが、本当の地獄はここからだった。
帰り道、歩行が困難なレベルに達していた。 超スローペースのすり足で、一歩一歩、地面の状態を確かめるように駅へ向かう。 これほど「道の段差」を憎いと思ったことはない。わずかな段差の衝撃が、脳天を突き抜ける痛みに変わるのだ。 脂汗を垂れ流しながら、ゆっくりと進む。かばい続けた腰も限界だが、ケツの痛みは次元が違う。階段で足を上げる動作ひとつが、命がけのミッションだ。
恐怖のエスカレーター、そして「ピキーン!」
なんとか駅にたどり着き、エスカレーターに乗る。しかし、最大の試練は降り口で待っていた。
エスカレーターを降りる際、思うように足が上がらず、ほんの少しだけ躓いてしまったのだ。 その瞬間――。
「ピキーン!!!」
ケツの深部に、言葉では表現できない鋭利な激痛が走った。 うぉーっ、痛ぇ!!! 公衆の面前で叫びそうになるのを歯を食いしばって堪えたが、目からは自然と涙がこぼれ落ちた…。
つづく

